仮想通貨・2018年2月の動向まとめ(ビットコインチャート付き)

仮想通貨・2018年2月の動向まとめ

ビットコイン、仮想通貨の2018年2月はどのような出来事があったのでしょうか。話題になった大きなニュースをまとめました。

2月2日 米議会公聴会でSECとCFTCが仮想通貨について証言へ

1月中旬から始まった大暴落。度重なるネガティブなニュースが続き、このまま仮想通貨の市場は壊滅してしまうのではないかというムードが蔓延していました。

この雰囲気は米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)が6日に開かれる米議会公聴会で仮想通貨への規制強化に関して証言するとの報道でますます加速していきました。

2月6日 米議会公聴会でSEC、CFTCが仮想通貨に対してポジティブな姿勢

そして迎えた2月6日、この日がいよいよ仮想通貨にトドメが打たれる日なのではないかと多くの人は思っていたのでしょう。ビットコインの価格はなんと60万円台にまで落ち込みました。

しかし懸念されていた公聴会でしたが、蓋を開けてみるとSEC,CFTC代表の意見は規制も必要だが、ブロックチェーンへの可能性を高く評価しているといったポジティブな姿勢を示し、急速にビットコインの値段は回復しました。

私は生放送を見守っていましたが、和やかな雰囲気すら伝わってくるのが分かりました。CFTC代表のGiancarloさんのお子さんもHODLERのようです。

2月8日 イタリアの取引所のBitgrailがNano(XRB)をハッキングされる

相場が回復の兆しを見せる中、イタリアの取引所のBitgrailにおいて、約211億円分の仮想通貨Nanoがハッキングされ流出したことが発覚しました。しかもBitgrailの代表は「全額補償は不可能」とツイート。

Nanoは時価総額ランキングも18位(コインチェックでハッキングされたNEMは13位)の最近急成長した仮想通貨です。この事件の影響によって、再び6日の最安値を更新するのではないかと危惧していましたがそれほど落ち込むことなく回復トレンドは続きました。

2月9日 バイナンスが長期メンテナンス実施

この日、世界最大の取引量を誇る取引所であるバイナンスが大規模なメンテナンスに入り、誰もログインできない状態がしばらく続きました。Bitgrailに続きバイナンスもハッキングされたのではないかという憶測が飛び交い、相場も冷え込むかに見えました。

しかし、心配されたハッキングの被害は無く、通常の大規模メンテナンスであったことが分かり再び上昇トレンドに。

2月15日 米人気トークショーでビットコイン特集

イケイケな雰囲気は2月15日にアメリカの大人気テレビ番組TheEllenShowでビットコイン特集が放映されたことでより一層の勢いを増してきました。

改めてメディアやインフルエンサーの影響力の強さを感じてしまいます。

2月15日~2月21日 春節(旧正月)休み期間

春節に関しては仮想通貨には直接関係は無いのですが、投資家やマイニング業で際立つ中国人の動向を考えると、この休みの期間は何かしら仮想通貨業界への影響があるのではないかと思い個人的にチェックしていました。

事前の予想では、休みに備え現金が必要になり売りが強くなるのではないかと思われていましたが、実際には休みの終わりの21日までずっと強い買いの勢いが続きました

2月16日 Zaif(ザイフ)がテレビCMを放映開始。そして0円でBTCが売られるバグが発生

この勢いに乗る形でZaifが剛力彩芽主演のテレビCMの放映を開始しました。国内取引所ではビットフライヤー、コインチェック、DMMにつぐ4番目のCMです。

合わせて読みたい >>> 剛力彩芽さん主演、Zaifの新CMを分析しました

しかし、CM放映が始まったその日にZaifの販売所でなんとビットコインが0円で販売されてしまうバグが発生してしまいました。

利用者の立場から言えば、宣伝にお金をかけるよりもシステムやセキュリティにお金を回してほしいですけどね。とはいえ、CMによって新たな顧客が増え仮想通貨業界が活気づいてもらってほしいという気もあります。

ちなみにこのCM以降に仮想通貨を始めた人達のことを「剛力組」と呼ぶそうです。強そうですね。

2月19日 イングランド銀行総裁「ビットコインは通貨として失敗」と公言

ビットコインは依然として右肩上がりの好調をキープしていましたが、ちょくちょくネガティブなニュースも届きました。

2月19日、イングランド銀行(英中央銀行)の総裁が「伝統的な貨幣としておおむね失敗した。 価値貯蔵手段でもなく、交換の手段として利用する人もいない」と発言しました。1月末にこんな報道があったらビットコインはますます売られていたことでしょう。しかし、強気の相場の時だとほとんど影響しないようです。

仮想通貨は既存の金融システムを転換させてしまう可能性があります。力を持った銀行や国家が批判するのは自分の地位が危ぶまれるのを恐れているからでしょう。こういった類の批判はこれまでも幾度となくありましたが、いつまで続くんでしょうね。

2月20日 コインベースとビットフィネックスがセグウィットを導入

海外大手のコインベースとビットフィネックスがビットコインへのセグウィット導入の準備が整ったと発表しました。

このセグウィットというシステムを導入することでビットコインの取引時間の短縮と手数料の削減が期待できるため、利用者にとっては大きなメリットがあります。

2月21日 今月の最高値

一連のポジティブなニュースによりビットコインの値段は123万円を越え今月のピークを迎えました。2月6日に60万円台まで落ち込んでからわずか2週間で約2倍になったわけです。

2月22日 米ロビンフッド 手数料ゼロのビットコイン取引がスタート

21日の最高値をピークにビットコインの値段は少しずつ下がってしまいます。

22日には手数料無料の株取引アプリを運営していたロビンフッドが、ビットコイン取引を手数料無料で開始。しかし、下げ相場の時は好材料でもネガティブな勢いを止めることができなかったみたいです。

2月26日 サークル社がポロニエックス(Poloniex)を買収

サークル社が米大手取引所ポロニエックス(Poloniex)を約428億円で買収したと発表しました。サークル社はゴールドマンサックスや中国の検索エンジン最大手「百度」などから投資されたモバイル決済アプリを運営する会社です。仮想通貨を使って様々な仮想通貨以外のものも取引できるようにすることを目指しているようです。

このニュースは市場には好意的に受け止められ、一時100万円を切っていたビットコインの値段は再び上昇気流に乗ることができました。

2018年2月の動向から見えてくるもの

2018年2月はビットコイン、仮想通貨にとってまさに試練の時であったとチャートは物語っています。

時系列的にニュースをまとめてみて、その時の相場のトレンドが強く上向いていると、ネガティブなニュースであってもそれほど影響を受けないないのではないかと感じました。もちろん下げ相場だとポジティブなニュースはかき消されます。

この激動のビットコイン相場に打ち勝つには、いかに相場のトレンドを意識できるかが大事なのではないでしょうか。

2018年3月はこのまま上向きのトレンドが続くといいのですが、G20という第一4半期最大の山場が控えています。

CFTCの時のようにポジティブな方向で決着すれば、昨年12月に到達した最高値に向かって突き進むのではないかと期待しています。しかしネガティブに進んでしまったら…。

投資は最悪な場合を常に想定して行いましょうね。

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